元ヤンキー弟の後輩~最愛の人~



「…みゆ?」






ゆっくりみゆが話始めた






「…貴志…ごめんなさい…ヒック…私…貴志に好きな人出来たから別れてくれって言われて…ヒック…ヒック…諦めなきゃってそう思った…けど…ヒック…離れたら余計にどんどん好きで仕方がなくて…ヒック…ヒック…」






「…みゆ…」






「…それで思い切って貴志に逢いに来たの…ヒック…そしたら女の人が出てきて…あぁ…この人が貴志の好きな人だって…ヒック…そう思ったら頭が真っ白になって…咄嗟にお腹に赤ちゃんがいるみたいなことを…貴志にお姉さんいないことくらい知ってたのに…ヒック…ヒック…」






泣きながら話すみゆ






「本当にごめんなさい…貴志と一緒に暮らせれば…あの頃に戻れるんやないかと思った…けど…ヒック…一緒に暮らして分かった…貴志は私じゃダメなんだね…ヒック…」






俺は黙って抱き締めて聞くしか出来なかかった






みゆを沢山傷つけてしまってたんだな…






「…貴志…私…最低な女やね…あの人にも本当に悪いことをしてしまった…」






「…みゆ…俺の方こそ最低やな…気持ち何にも分かってやれなくてごめんな…みゆ…嘘ついてるの辛かったやろ」






俺がそう言うとみゆは泣き崩れた