「夏生…でも…私…一人でも産みたい…」 「でも…彩…貴志くんにはちゃんと伝えなあかんよ…それと‥私に出来ることがあったら必ず言ってや…一人で抱えないでね」 「…うん。ありがとう…」 夏生にアパートまで送って貰った お腹に赤ちゃんがいるんだと思うと一人で家にいても一人じゃない感覚がとても不思議だった まだ写真で見ても説明を聞かないと分からない程の小さな小さな命 貴志くんの赤ちゃんだと思うと貴志くんの存在もすぐ側に感じることが出来た 貴志くん…