元カノのお腹の中に貴志くんの赤ちゃんがいるかもしれない… そう思ったら貴志くんから私の存在を消さなきゃってそれしか考えられなかった 貴志くんと話さず先走ったことをしたのはまともに向き合うのが怖かったのかも 貴志くんの困った顔を見るのも怖かったのかも 私は‥逃げたんだ‥ これからどうしよう‥ 家にいたら貴志くんが逢いに来る気がして帰れなかった 電車が来た 行き先も決めず電車に乗る