もう一度二人で夜景を見た
後ろから私の身体を包み込む様にして頭の上から貴志くんの声が聴こえる
「…彩…ずっと俺と一緒にいてくれる?」
「…うん…貴志くん…ホンマに私でいいの?」
「良いに決まってるやん…俺…彩じゃないとあかんもん」
「ありがとう///」
顔は見えないけど背中に温もりを感じながら前に回した貴志くんの腕を掴む
「琵琶湖の夜景を思い出すなぁ…まだあれからそんなに経ってないのにずっと前から貴志くんとこうしてる気がする」
貴志くんと一緒に見た景色はきっとずっと忘れない
貴志くんが私の身体を自分の方へ向ける
「彩…俺仕事まだ半人前やけど結婚してくれる?」
ジッと見つめる貴志くんの瞳に吸い込まれそう
「…はい…///」
まだ付き合い始めて3ヶ月だけど出逢ってからは何年も経ってる
心のどこかでずっとこの瞬間を待っていたのかもしれない
夏生の結婚式の日に貴志くんからのプロポーズ
私にとって最高の日になった


