入口で冬馬くんが出迎えてくれた
「よっ!龍也久し振りやな。」
「おぉ♪冬馬元気やったか?今日はホンマにおめでとう」
「ありがとう。おばさんも彩さんも今日は姉の為にわざわざありがとうございます。姉も母も控え室にいるんで会ってやって下さい」
そう言いながら冬馬くんは控え室に案内してくれた
入口の前
何だかドキドキする
お母さんがドアを開けた
部屋へ準備の出来た夏生と夏生のお母さんがいた
夏生綺麗!
見とれてしまって感動して何だか泣きそう
「春ちゃん。おめでとう!夏生ちゃんおめでとう。夏生ちゃんすごく綺麗よ」
「さっちゃん今日はわざわざ来てくれてありがとう」
お母さんとおばちゃん二人で話し始めた
「…彩…」
「…夏生…ホンマにすごく綺麗!おめでとう」
「…ありがとう…」
私と夏生はあまり言葉に出来なかった
言葉に出来なくてもお互いの気持ちは通じ合ってる
そんな気がした


