先生と彼氏。

「うっ」



ごめん、愛子。
「ごめん、ごめんな、
愛子。
でももう、止めてあげられない。
力、抜いて。」



「ムリ。力なんて、抜けない。
ったいぃ。」



愛子の力抜く方法なんて、
俺はひとつしか知らないから。
「ん、あっ?」



深いキス、しか、知らないから。