でも、でも……
「桐谷も好きなの」
傍にいてくれると安心する。
なんでも頑張れるような気がする。
「まおちゃんや樹と同じ“好き”って事?」
「違うっ」
まおや前田くんとは違う好き。
「桐谷 陽太が好きなの…」
まおと前田くんは友達として好き。
バスケ部のみんなは部員として好き。
でも桐谷は……
「特別なの…
練習試合の時に他校のマネージャーと話すのだってイヤだし、あたし以外に優しくするのだってイヤ」
あの練習試合の時、桐谷は他校のマネージャーに声をかけられて何か教えているように見えたんだよね……
あたしはコートで試合を応援していたけど……実は気になっていた。
試合後だったはずなのに……
笑いながら教える姿があたしにヒドク突き刺さってきた。
「桐谷も好きなの」
傍にいてくれると安心する。
なんでも頑張れるような気がする。
「まおちゃんや樹と同じ“好き”って事?」
「違うっ」
まおや前田くんとは違う好き。
「桐谷 陽太が好きなの…」
まおと前田くんは友達として好き。
バスケ部のみんなは部員として好き。
でも桐谷は……
「特別なの…
練習試合の時に他校のマネージャーと話すのだってイヤだし、あたし以外に優しくするのだってイヤ」
あの練習試合の時、桐谷は他校のマネージャーに声をかけられて何か教えているように見えたんだよね……
あたしはコートで試合を応援していたけど……実は気になっていた。
試合後だったはずなのに……
笑いながら教える姿があたしにヒドク突き刺さってきた。



