日に焼けた小麦色の腕。
ちょっと寝癖で跳ねている髪の毛。
ゴツゴツした手。
以外と広そうな背中。
こんなにも桐谷が男らしいとは……
「ねぇ、桐谷?」
「何?」
「振り向かないで聞いてね」
お願いだから、そのまま聞いて。
「何で今さら告ったりしたの?」
中学の頃から割りと仲良くしていた男友達。
あたしを好きだったらならいつだって告白できたのに、どうして今さらだったんだろう。
「今がチャンスって思ったからかな?
他のやつに愛川を捕られたく無かったから」
「あっそう」
確かにイケメン彼氏を見つける予定だったけど……
マネージャーの仕事でムリだよ?
だから桐谷の心配って無意味じゃない?
「いつだって告白は出来たけど、俺がダメだったのかもな。
愛川に似合うような男になってから告白したかったし」
「それが昨日?」
「まぁな」
ちょっと寝癖で跳ねている髪の毛。
ゴツゴツした手。
以外と広そうな背中。
こんなにも桐谷が男らしいとは……
「ねぇ、桐谷?」
「何?」
「振り向かないで聞いてね」
お願いだから、そのまま聞いて。
「何で今さら告ったりしたの?」
中学の頃から割りと仲良くしていた男友達。
あたしを好きだったらならいつだって告白できたのに、どうして今さらだったんだろう。
「今がチャンスって思ったからかな?
他のやつに愛川を捕られたく無かったから」
「あっそう」
確かにイケメン彼氏を見つける予定だったけど……
マネージャーの仕事でムリだよ?
だから桐谷の心配って無意味じゃない?
「いつだって告白は出来たけど、俺がダメだったのかもな。
愛川に似合うような男になってから告白したかったし」
「それが昨日?」
「まぁな」



