キラキラ☆サン ビーチ

そんなにおかしいかな?



「マジで言っている?」


「うん、大マジ」


女バスだってあるんだからあたしがやってもおかしくない!



「あたしにバスケ教えてよ!」


「まあ、別にいいけど…」


「やったー!」



ふふーん!
バスケって授業でしかやったこと無いから楽しみ。


いつ教えてもらおう……



「明日の練習後に教えてやるよ」


「いいの?」


疲れているんじゃないの?


あたしはいつでもいいんだけど……



「明日の方がいいだろ?
愛川って結構熱しやすくて冷めやすいタイプっぽいし。
早くやってやらなきゃダメだろ?」


熱しやすくて冷めやすいタイプって……


まぁ、間違ってはいないけどさ……


そんな事言わなくたっていいじゃん。


桐谷の意地悪っ!



「明日、体育館に残ってろよ」


ポンポンって頭を撫で桐谷は応援している仲間の元へ戻った。