午前中の練習も終わり、お昼になった。
「愛川ちゃん、一緒にお昼しない?」
汗を拭いながら2年生の人が声をかけてくれた。
「俺ら1組なんだ。
もしよかったらどう?」
彼が体育館の入り口付近を指差し、そっちへ視線を移せばなんとなく……見たことのある顔がちらほら……
「どう?」
うーん……
誘って貰ったのはありがたいけど……
「ごめん、用事あるからまた今度ね」
「そっか…
わかった、また今度」
今は行かなくてはならない場所がある。
「桐谷知らない?」
「陽太?
わりぃ、知らねぇや」
あたしが体育館に来たときからずっと桐谷の様子がおかしい。
昨日はちょくちょくあたしのとこに来てサボっていたのに、今日は1回もサボりに来なかった。
サボらないのが普通って言えば普通なんだけど……
桐谷の場合はサボるのが普通みたいだし……
「愛川ちゃん、一緒にお昼しない?」
汗を拭いながら2年生の人が声をかけてくれた。
「俺ら1組なんだ。
もしよかったらどう?」
彼が体育館の入り口付近を指差し、そっちへ視線を移せばなんとなく……見たことのある顔がちらほら……
「どう?」
うーん……
誘って貰ったのはありがたいけど……
「ごめん、用事あるからまた今度ね」
「そっか…
わかった、また今度」
今は行かなくてはならない場所がある。
「桐谷知らない?」
「陽太?
わりぃ、知らねぇや」
あたしが体育館に来たときからずっと桐谷の様子がおかしい。
昨日はちょくちょくあたしのとこに来てサボっていたのに、今日は1回もサボりに来なかった。
サボらないのが普通って言えば普通なんだけど……
桐谷の場合はサボるのが普通みたいだし……