は・・・・・・・?!?



「嘘だろ・・・本当かよ」


「えええ・・・・・」



驚きのあまり、口が開きっぱなし。


全然閉じない・・・。



『そうでしょ・・・?私を助けてくれたのは、あなたでしょ?』


『・・・・・いつから知ったんです・・・・?』



本当だったんだッ・・・・・!!


嬉しくて、驚いてて、思考回路がストップしてる、私。


涙が出てきた。



「よぁったぁ・・・・うううッ・・・」


「泣くなよ・・・・;」



二人の会話は続いていた。



『私、見たのよ。あなたの肩の怪我・・・確信したわ』


『・・・・・我慢してたのに・・・』


『神谷・・・好きッ・・・でした・・・』


『・・・・・もう・・・いやって言っても別れないから・・・』



この瞬間に、私はヘッドホンを外した。


もう、監視とかいらないって・・・。


だって、もう・・・両想いだったんだから・・・。



「よかったッ・・・・」


「次は俺たちだな・・・・?」


「えッ・・・・???んッ・・・」



冷たい唇が降ってきた。


あ・・・また、優しい・・・。


私も・・・別れないから・・・。