*sideユウキ* 「助けてーーーーーッ」 そう聞こえたから・・・ あいつのこと追ってきたのに。 ったく。どこまで来てンだよ。 裏庭じゃねぇか。 なのに・・・・ 「すいません」 とか言って、どこか行ったし。 ふざけんなよ・・・・。 何だかな・・・ もしかして・・・ あいつ・・・・ 泣いてたんじゃ・・・・。 俺はその瞬間に一気に不安になった。 ダメだ。 俺はカラダが勝手にあいつの行ってしまった方向を辿る。 「っざけんなぁぁぁ!!!!」