「あの・・・ご主人様・・・?」


「あぁ!?ったく、お前か・・・」


「ッ・・・うぅ・・・」



私が声をかけると、ユウキくんが被っていた布団をどける。


中には、美しい肉体美のユウキくんと


無造作に服を脱がされたメイドさん。


あぁ・・・完全に朝からヤってたな・・・。


可愛い顔して、手が早いのねぇ・・・。



「メイドさんも、お仕事行っちゃっていいですから」


「は!?てめぇ、俺の習慣奪うつもりか!」


「何がよ?」


「毎朝、違うメイドとヤるんだよ!」


「ハァ?バカじゃないんですか!?」



言い争いが始まると、メイドさんは部屋から出て行った。



「だいたいね、女の子だって大変なの!」


「しるか、そんなもん」


「あんたみたいな女たらしには彼女なんて一生できないわよ!!」


「・・・・・いるんだよ」


「は!?」



何を言ってるんだか、さっぱり分からなかった。



「婚約者が・・・いるんだよ」


「ええええええ!?」