「・・・すまん」
「・・・逝け」
「いや・・・あの・・・」
「逝けや。てめぇ・・・泣」
ユウキの部屋に連れ込まれ
無理矢理「何も聞いてないよ」と嘘をついたが、バレた。
ユウキは鞭をどっかに隠した。
今、私はそれのことで謝られている。
「あの・・・何に使うって言うか・・・」
「誰が泣きわめくって・・・?」
「うっ・・・すまんって・・・」
「もういい。分かったよ」
「・・・グスン」
「ユウキ・・・私・・・・」
「ん・・・?」
部屋の空気が変わった。
私が真剣な顔で聞いたら、ユウキも真剣に聞いてきた。
「私ね・・・・」
「おう・・・」
その瞬間だった・・・。