神谷は少しだけ躊躇しつつも、俺に言った。
「あの・・・芽依さんは・・・」
「何だよ、早く言えっつーの」
「・・・少し、気になっているそうですよ・・・？」
・・・はい？
何がだよ！！
第一、俺に言わないようなことを神谷には言うんだ！
へぇ！！
って・・・俺はガキかー・・・。
「その・・・夜のコホン、コホンみについて」
「てめ、咳でごまかしてて何言ってるか分かんねぇよ！」
「だからですね！夜の営みと申してますでしょう！？///」
顔赤くなりすぎだ、神谷。
ふぅ～ん・・・。
何が気になってるんだろうなぁ？？
あ～・・・早く知りてぇな・・・。
「で、何だって？」
「その・・・幸せになれるかどうか、とか」
幸せ・・・？
