秘密な時間




「そこ左に曲がって」




「はい…」







……………






私頑張ってよ―――



さっきから「はい…」しか言ってないじゃん!!


こんなチャンスないんだから、話かけないきゃッ!!




でも、何を話せばいいの?




う―――ん




わかんないよ―――





「松永さん」



ビクッ



「ふぁッ!!あッ、はい!」




「…どうしたの、ビクッってなったよね?」





「あッ、いえ、なんでもないです!」