悲しみのなか私が必死に助けを求める人は、やっぱり愛しいあの人で




泣きながらも貴方を想う



貴方の笑顔が



笑い声が




私を励まそうとするけど



私は、そんな貴方に触れてもらえないことにまた寂しさを感じてしまいました




彼氏でもない貴方に助けを求める私が間違っているのかもしれないけど






今私が助けてほしいのは貴方





私が甘えたいのは貴方なんです





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“中山晴希”





この名前を見つけて指をとめる




何度も電話をしようとしたけど、あと一歩の勇気が出ない





今日は何もかもが怖い