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「深雪、さっき何があったのか教えてくれない?」



私達は待合室の隅に座り さっきの事を話始めた




「さっきね…、私が中山さんと話してたの」




「うん」




「そしたら、莉子がそれを見てたらしくて、超キレてて、あんなことになった…」




「…そうか」




「莉子はあんな少しの会話も駄目だって言うんだよ!?だから私も言い返しちゃて…」




「…まさか莉子が中山さんに本気だったとはね…」




「…うん」




「…でも深雪は最初から心配してたんでしょ?」



「え!?なんで!?」




「だって、あの時…莉子が中山さんがタイプって言った時、深雪超泣きそうな顔してたもん」