…気持ちいいなーあ。 なぜかひとが全然いなくて、まるでプライベートビーチみたい。 ずっと続く海を見ていた瞳を、ふと足下に向ける。 「…貝殻…」 落ちているのは、無数の貝殻。 …お母さんとお父さんに、お土産で持って帰ってあげよっかな。