しばらく涼みながら あたしは先生と話した。 先生のポケットには タバコが入ってるのが見える。 「先生、タバコ吸うんですね」 「おぅ、まぁな。 お前は吸うなよ~」 「吸いませんよぉ」 なんて笑いながら言う。 「そうだ。今日女の先生 いないから、変わりに女湯 最後点検してくんない?」 「えっ、あたしがですか?」 「そう。だめ?」 「いいですよ~」 「サンキュー」 てなわけで あたしは女子みんなが 上がるまで水嶋先生と しゃべってた。