新しい光




夕方になった。

女子は食事の前に
お風呂だ。




亜紀と一緒に
温泉へ向かう。





しかし【湯】と
書かれた扉は
ひとつしかない。


普通女湯と男湯じゃん。

迷ったあたしたち。



そっと覗くと
中には水嶋先生が
マッサージチェアに
座っている。




「どうする?」

そう亜紀に聞くと

「聞いてみようよ」

あっさり言われて
扉を開ける。