2週間くらいしたある日





化学の授業のあと

あたしたちの教室に
隣りのクラスの子が
いきなり入ってきた。




「えーちゃーん!」





はいはい?



あなた誰?



てか、えーちゃん?


誰だろうと思った瞬間…


その子が抱きついて
いるのは水嶋先生だ。








…えっ、えーちゃんて

水嶋先生の名前が

瑛太だから、えーちゃん?




…いや、別にそんなの

どうでもよくて

なんでこんなに

仲良いんですか?






まさにあたしの頭の中は

爆発寸前だった。