望月先生を 忘れられない。 でも思い出すと ただつらいだけなんだ。 だけど思い出す。 それくらいあたしは 望月先生のことが 好きだった。 もう他の人を好きに なるのは無理って 思うくらいあたしは 望月先生のことが 大好きだった。 ──あたしの気持ちは 変わらないままだけど 気付けば、もう夏だ。