彼女の番が来て診察室へ入った。最初は固まっていたが先生の前へ行くと、大泣き。どうにも、こうにも手が付けられない。だが、さすがそこは小児科ドクター。慣れた手つきで済ませていく。総合病院には薬局はなく、一度外へ出て薬を貰う。だが診察が終わってどうにか泣きやんで「ホッ…。」としたのも束の間。 薬局でもまた白衣…。それ見た彼女はまた大泣き。周りからもチラチラ注目を浴びる。仕方なく外に出て、係りの人に事情を説明し、外で順番を待つ事に。