自閉症児の育児日誌

「何だよ!」と思ったけど家に帰り着いたのには間違いない。家に帰り着いたのがこれ程嬉しいとは。またある時は道中に有る用水路に草をちぎって流れて行く姿をジィーっと見ていたり、長い草を水に漬けて「魚釣りする。」と張り切っていたり、自分の被っているお気に入りの毛糸の帽子を川に放り込んで流れて行く姿を見たり、いつも通る道の真ん中に汲み取りの車を見て「ここは通れない…。」と言って不安定になり固まっていた。何度「大丈夫。」と声かけしたり、私がそこを通って大丈夫だという事を教えても動かない。