途中


拓也君と潤也君が


ヤバいとかなんとか言ってたけど

なんだったのかな?





「拓也、潤也、今すぐ生徒会の手配で俺の寮に湊の荷物をすべて入れろ!」


「はーぃよッ」


…は?



「俺の寮の406が開いてるはずだ。」


「分かった分かった。」



…え?



遥があたしの腰あたりをもって

自分の方に近づける。




「よかったなッ♪湊ッ!!これからは一緒の寮だぞッ」


「え…」


えぇあえーッ!?














この時は、幸せだった。



あたしはこれから

何回泣くことになるんだろう…。