結局… 湊は私と一緒に帰ってくれなかった。 落ち込みながらトボトボ家に帰っている途中… 『あ〜ん!!』 どこからか私の事を呼ぶ、聞き慣れた声が聞こえた。 この声は… 後ろを振り替えってみると、車から降りてコッチに走ってくる茜さんがいた。