さっきのは…
リハーサル…
今からまたするの?


「大丈夫!しんどくなったらこのボタン押してね」


斎藤さんは赤いボタンがついた透明の箱を握らせた。


大丈夫だよね??


「私達、帰らないと行けないんですが…」


マコトが斎藤さんに近寄る。


「ん~そうなの??」


良かった…
この流れは帰らせてもらえる…