「机に上がってね~」

私は思考が停止した。本当に吊るのかと…
下手したら大事故になりかねないのでは…


「殺さない…ですよね??」


「大丈夫!」


マイの不安な声をかき消すように斎藤さんが大声を上げる。


私達は靴を脱いで机の上に上がる。