久しぶりに朝から授業をうける。 だがあまり分からず、すぐ挫折― (あぁ、保健室に行きたい。) (幸田くんに逢いたい。) ―!! 携帯に目をやると、先輩から新着メールがあった。 『今、保健室に居る☆暇やったら来いよ!』 私は先生にすぐさま仮病をつかい全力で、 保健室を目指した。 ―いや幸田くんを目指した。 ……って私は好きなんだ。 本当に好きなんだ。