「は…?
新しい学校の手続きって…?」


「アリスには執事ツキの位の最も高い学園に行っていただきます♪」


「……。」

「アリス??」


「慣れって恐ろしいのね。
もうあなたたちの言動に驚かなくなってしまったわ。」


ふはっとロンドが笑う


「だって、アリスは【それ】が当たり前だからなっ!
このへんちくりんな世界の常識なんて、アリスには通用しないよ。」


なおもロンドはクスクス笑う


「つまり、アリスにとって不思議の国の常識がアリスの常識。
この言動に慣れるのは当たり前の事。」


「ライト…とりあえず難しい事言わないで。
余計話がややこしくなるわ。」