ある日の朝、いつも通り高校に通学。

すべてがいつも通りだと思っていた…。

担任の口からあの知らせを聞くまでは…。

その日の朝のホームルーム…

担任の宮下の様子が何か変だと思えば…

「みんな…

冷静になって聞いてほしい…。

ついさっき、矢山が交通事故で…

亡くなった…。」

それを聞いた途端、クラス中が驚いてしばらくして涙声が聞こえてきた。

あたしも…

気づいたら泣いてた。

死んだなんて、信じたくないのに。

だって…

あたしにとっての矢山は…

クラスメートじゃなくて…

片想い相手だったから。