龍さいど
俺は誰もいない夜の屋上に寝転がっていた
姫希に会ってきたのは数時間前、
謝りたくて行ったのに言えたのは
たった一言の「ごめん」だけだった
「…俺なにしてんだろ」
なんでこんなに悩んでんだ?
恋ってこんなもんなのか?
…姫希を見ると触りたくなったり
抱きしめたくなったり
俺の言葉のせいで姫希が悲しい顔すると
こっちまで無性に悲しくなってくる
キスしたくなって勝手にキスしたくせに
ちょっとでも乱暴にしたら姫希が壊れそうで
触れるだけのキスにしておきたいのに
姫希に少しでも触れると一瞬で理性が飛んじまう
…これも恋なんだろうか
俺は誰もいない夜の屋上に寝転がっていた
姫希に会ってきたのは数時間前、
謝りたくて行ったのに言えたのは
たった一言の「ごめん」だけだった
「…俺なにしてんだろ」
なんでこんなに悩んでんだ?
恋ってこんなもんなのか?
…姫希を見ると触りたくなったり
抱きしめたくなったり
俺の言葉のせいで姫希が悲しい顔すると
こっちまで無性に悲しくなってくる
キスしたくなって勝手にキスしたくせに
ちょっとでも乱暴にしたら姫希が壊れそうで
触れるだけのキスにしておきたいのに
姫希に少しでも触れると一瞬で理性が飛んじまう
…これも恋なんだろうか

