不良姫×不良王子






「だから武器はなしだって…」



それもよけて、隙をついては殴る





残ったのは幹部であろう三人





「あんたら…なんのために戦うわけ?」



「1番になるためだろ。」



「それはチームが?自分が?」



「それは自分が1番になるためだ。」




3人があたしを睨みながら
答えるけど…矛盾してない?



「自分が1番になりたいなら
なんでチームとして戦ってるわけ。
矛盾しまくりじゃん。」





きっと自分達もわかっていたのだろう
一人が唇を噛んで武器を振り上げてきた




あたしは武器を掴んで
相手の動きを封じ
腹に一発、蹴りをいれた





「ぐはっ……!」





うめき声を上げて倒れる





…ここまではほとんど無傷




これからが…大変かも