あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

更に、それを許してって言っちゃうなんて、どれだけ甘ったれてるんだろう。


言ってる自分でさえ、イヤになっちゃうぐらいなのに。


「………そんな事まで言わせちまってごめんな。
俺が不甲斐ない所為で、未来にはいつだってそうやって気を使わせてばっかりで。
ホントにゴメン。」


息が出来なくなっちゃう位に、いっそう腕に力を込めてあたしを抱き締めてくれながら、みぃちゃんの絞り出すような声が震えて聞こえた。


あたしはそれに少し苦しさを覚えながらも、頑張って顔を上げた。