あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

「うん。
3つの誕生日には、もうヨシ君を好きだったって事を覚えてる。
お誕生日に何が欲しいかって聞かれて、ヨシ君から結婚指輪が欲しいっておねだりしたの。
そうしたら、ヨシ君はあたしの小さな指に合うサイズの指輪を一生懸命探してくれてね。
ようやく見つけたピンキーリングを、すっごく素敵な笑顔ではめてくれたの。
その時にね?
あぁ、これでヨシ君と結婚出来たんだなぁって。
これで、ずうっとヨシ君と一生、一緒に暮らしていけるんだなぁって。
そう思ったの。」


「………マセガキめ。
そっか、あの年かぁ。
2人で延々ジュエリーショップを巡ってなかなか帰って来なくってよ。
俺は留守番でさ?
オフクロ達をなだめるのに、すっげぇ神経使ったんだぜ?」