あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

それに。


「よく考えたら『未来』の次なんだから『ミケ』になっちゃうじゃない!
あたし、そんなにゃんこみたいな名前の兄弟なんて絶対にヤだから。」


そう言ってほっぺたをふくらせて見せたのは、ちょっぴり照れくさいのをごまかしたくて、だったんだけど。


そんなのは2人には通じるはずもなくて。


あたしは両側から2人に抱き締められてしまった。


「未来。
ごめんな、でもありがとう。」


右耳からみぃちゃんの、ちょっと震えた声が聞こえて。


「僕は未来さんがそう選んでくれるって信じていたよ?
でもホントに選んでくれてとても嬉しいよ、ありがとう。」


左耳からは大好きなヨシ君の穏やかな声が聞こえてくる。