あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

「ヨシ君が『失格』とかなんて絶対ないから!」


うん。


世界中の誰がどう言ったって。


こんなに優しくて真面目で努力の人で、なによりあたしの大好きなヨシ君が何かに『失格』だなんてありえないし。


そんな気持ちで意気込んで言ったあたしに、ヨシ君は花が開いてくみたいにふんわりと笑ってくれた。


「ふふ。
未来さんにそう言ってもらえるなんて、うれしいな。
僕が一番心配なのはいつもキチンと未来さんの家族として出来ているかって事だからね。
ちゃんとした大人らしく、少しは出来てるかな?」


あたしから言わせれば世界一ちゃんとした大人なのに、ヨシ君ってば自覚ないのかな?