あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

でも。


「みぃちゃんの言いたい事も解るんだけど、ヨシ君も………?」


ヨシ君もあたしには兄弟が居たらいいって思ったの?


「うーん。
僕はね、確かに緑風とおんなじ一人っ子だったんだけど、そうは思ってなかったからね。」


あたしの質問に多分考えながら答えてくれているような口調のヨシ君の声が降ってくる。


「だから未来さんが今まで一人っ子だったことで寂しいって感じていたんだとしたら、申し訳ないなぁって思ってね。」


そんな!


「そんなの思ってないし!」


あたしは無理に体の向きをねじるように変えて、あたしを膝の上にのせてくれているヨシ君を見上げた。