あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

ちょっぴり困っている時の表情のヨシ君に、そう言われて。


あたしは2、3度まばたきをしてからゆっくりとみぃちゃんを見た。


がっしりした肩だとか。


彫りの深い顔立ちだとか。


凛々しい眉だとか。


みぃちゃんとあたしは似ているトコなんて、ちっともないのに。


「なんだ。
ふたりとも、そんなにそっくりなのに自覚してなかったの?
未来さんは確かに外見は僕によく似ているけれども、中身は緑風にそっくりだよ?
とってもソツなくなんでもこなしているように周りからは見られているけど、ホントは負けず嫌いだから陰でとても努力しているトコだとか、その努力しているのを人に知られるのが嫌なトコとか、ね?」