あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

「そして、そうなったら絶対にもう美樹とはうまくいかなくなるってゆー確信があったし、な。
だから『絶対に産む』って言ったんだけどさ。
でもそれよりも一番は、やっぱ逢いたいって気持ちがすっげえ強かった、からだよな。
絶対に美樹そっくりでかわいい子に間違いないに決まってる、俺達の赤ん坊、に。」


そう言ったみぃちゃんの大きくてあったかい手が、わしゃわしゃとあたしの頭を撫でてくれる。


このあったかい手の持ち主が。


あたしをこの世に運んで来てくれたんだなって。


そう思ったら。