あたしの好きな人【短編と名乗っていい頁数かな?】

いないハズの相手に嫉妬するとか、あたしってば心狭すぎじゃない?


「でも、もしそうなってたら、俺は今よりもっと美樹を欲しがって、独占したがって、この指輪なんかじゃまったく納得できなくて、仕事とか責任なんてもん、何もかも放り出して、美樹のそばから離れられなかっただろうなって思う。
いや、そうやってさえも安心なんて出来なくて美樹を困らせてたんだろうな。」


あたしが小さな反省をしているそばで、もっと激しくしかもまったく反省とかに縁のない感じの口調でみぃちゃんが話す。


「だってさ、すぐそばにいる恋人がさ、自分じゃない奴の事ばかり考えてるんだぜ?
絶対にこっちを見てくれってなるじゃん?」