恋うつつ ~“好き”というどうしようもないキモチ~

そして……、


さんざん悩んだあげく、あたしはついに答えを決めた。

まだ迷路の出口は全然見えてこないけど、それでもココで立ち止まってるわけにはいかないと思った。

とにかく前へ。

一歩でも前へ。

少しでも先に進んでいくことで、いつかは迷路の出口だって見えてくるかもしれないし。



「いーじゃん、いまどき、バツイチで子持ちなんて全然珍しくもないじゃん♪」



あたしは努めて明るく言った……迷いを、そして抱え込んでいるすべての鬱屈としたものをフッ切るように。



「あたしが“恋のやり方”教えてあげる……ってか、ミュウトにあたしのコト、好きで好きでどうしようもないって、そんなキモチにさせてアゲルよっ☆」



「い、一子……」