だけど、前にネットで“B型ニンゲンの自由奔放さに付いていけるのはO型だけ”って書いてあるのを読んだことがあるし、実際、ホント、そのとおりだと思う。
まぁ、そもそもあたしみたいな“タダの少女”が、ミュウトみたいな人気ナンバー1の超イケメンとフツーにメールできるだけでも夢みたいなことなんだよね。
……ってか、こーして彼とメールしてても、なんか全然、現実味がない感じがしてる。
それというのも、あたしの中で……、
“ミュウトは、あたしが駅前の中央分離帯から助けてあげた黒いノラねこたんが、そのお礼をするためにニンゲンの姿になって現れたんじゃないか?”
……っていう疑惑があったからだ。
まさか『鶴の恩返し』の昔話でもあるまいし、実際、そんなことあるはずない、って分かってるはずなんだけど。
でも、ふとしたときに……、
“今こーして超イケメンとメールしてるのも全部夢の中の出来事で、ある日、突然その夢が覚めちゃうんだ”
……なんて、ついつい思ってしまう。


