『わー、明日香その水着似合うー♪』


「え…そぉかな」



実はかンなり照れくさいもんである。


何てったって…


人生初のビキニ。


これで歩いてたら捕まるんじゃないかと思ってしまう。


下着とほぼ変わりない。



なのでアタシはなかなか岩場の影から出てくることが出来ずに居た。



「だって、やだよ〜まぢ恥ずい‥」

『可愛いってば!いーから来なさい!!』



千夏ちゃんはぎゅーっとアタシの手を引っ張り、

バレーで鍛えた腕力の強さにアタシは完敗。



ってか、アタシもバレー部なんですけど‥。




そのまま無理やりビーチに連れ去られて、

正たちのところについに来てしまった。


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