2人の姿が明るい階段に影をつくる。 アタシ、今、とっても幸せだよ…。 これから何があっても正についていこう。 正となら上手くやっていける気がする。 そう信じた。 『ってか…俺次移動教室!!!やっべぇ遅れる!!! ゴメン先行くな!!!』 「やばっアタシも早く行かなきゃ!!!」 アタシたちはどうやら昼休み全部を使って話し込んでいたようで、 時計はすっかり進んでしまっていた。 それぞれ慌てて走っていった。