放心状態のままずっと座っていた。 自分がぼーっとしていることでさえ分からなくて… 頭がはちきれそうで… 行き場の無くなった敬太への想いは宙を彷徨っていた。 チャイムが鳴り… 授業を受け… その間も頭はカラッポ。 耐えきれずアタシは仮病を使って保健室に行った。 .