それから……
どのくらい、
洋式便器のフタの上でぼやけていたんだろう。
もうアタシの頭も胃もからっぽで、立ち上がる気力さえない。
正たち…
どうなったかなぁ。
ごめんね2人とも…
アタシたち、2人なら大丈夫だって油断してたよ。
自分の体にムチを打って、
ふらふらしながらもやっとのことでトイレを出る。
その瞬間、
真正面にあった大きな鏡に自分の腫れぼったい顔が映る。
そだ…、千夏ちゃんも辛いんだ
1人にしちゃだめだ…。
はやく戻ろう
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…