「おいおい、なーんか面白い事になってきてんじゃないの?アル」 ビルは口角を上げてアルベルトの顔を覗き込む。 「そうだな。」 「ぇ、何? 」 やや声色を硬くして振り向いたジェニファーに 「こいつの研修先、そのエド・ブルーのトコロなわけ。」 ビルはそう言ってアルベルトを指差した。 「うそっ!」 ジェニファーは思わず声を高くする。 「そこに誰かいるのか?!」 途端に画面の女の声が響いた。 「あ、大丈夫だよ、レイ。彼らは信用出来る。 アタシの大事な友達なんだ。」