NOEL(ノエル)


「分かった。直ぐ向かう

悪いなミルク、緊急な用事が出来ちまった。
工場見学の続きはまた明日だ。

俺は一足先に戻るが、お前は今来た通路をゆっくりと戻って来い。

ドアは自動で開くし、出たらロックが掛かる。
さっきお前のICデータを入れといたからな。」

「了解しました。」

ミルクはそう言って頷くと、嬉しそうに口元を綻ばせる。

「じっくり見せていただきます。
こんなチャンスはめったにありませんから。」

「全く・・・。
変わったお嬢さんが来たもんだぜ。」

ガイはそう呟くと、苦笑を漏らしながらその場を後にした。